たかむらです。
ちきりん著『 自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 』のレビュー~物販への応用方法についてお話しします。
「ちきりん」てどんな人?
ちきりんという名前は聞いたことがあるけれど、よくは知らない!という方のために、簡単な説明をします。
ちきりん氏といえば、2003年から「Chikirinの日記」というブログを開始し、文章を書く目的を
大人の世界の入り口にいる子ども達(12歳の時の私)に、社会のリアルについて知り、考えるきっかけを与えること、思考することの楽しさを知ってもらうこと
とされている方です。
2011年 | 『 ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 』 |
2011年 | 『 自分のアタマで考えよう 知識にだまされない思考の技術 』 |
2012年 | 『 社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! 』 |
2013年 | 『 未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる 』 |
2014年 | 『 多眼思考~モノゴトの見方を変える300の言葉! 』 |
2015年 | 『 マーケット感覚を身につけよう -「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法 』 |
この記事に載せている本はごく一部ですが、沢山の本を出されています。それに、上記著書名にリンクを貼っているので見てほしいのですが、どの本も評価が高いのが分かりますね。
社会派ブロガーとして有名な方でビジネス市場に多大な影響を与えています。
ちきりん著『 自分の時間を取り戻そう 』はどんな人におススメ?
という方におススメします。
後半には物販に応用した改善案をお伝えします。
ちきりん著『 自分の時間を取り戻そう 』を読んで分かること
本作品の中では、「今後の社会を生きていくために、そして人生を楽しむために、私たち全員が身につけるべき根幹の能力とはなになのか」をテーマとして扱っています。
4人の登場人物を使って分かりやすく物語が進んでいき、自分に必要な根幹の能力とは何なのかが分かる。
などという話の中で「高生産シフトが必要な理由」「高生産シフトへの誤解」「生産性の高め方」「高生産性社会に生きる意味」などが理解できます。
ちきりん著『 自分の時間を取り戻そう 』を読んで実生活で生かす手順
① 自分に今使える時間やお金を見える化する
② 自分が本当に求めている(欲しい)ものを明確にする
③ 1日の総労働時間を減らして制限する
④ 制限した時間の中で労働する
①~④の順番で進めていくことで、結果自分の時間が作れるという考え方。
内容は理解できる。でも . . . 実際にできるかというと簡単にはいかない。
出来ることから少しずつ改善して徐々に自分の時間を取り戻すイメージでいくといいのではないかと思います。
物販への応用方法
前の項目でお伝えした各項目を物販に置き換えてご説明します。
① 自分に今使える時間やお金を見える化する
個人で物販をやっていると、使える時間やお金を曖昧にしたまま作業をする方が多いのですが、曖昧なまま進めてしまうと、改善できているのか、できていないのかが分かりません。
自分が使える時間が何時から何時までなのか、その中で何が出来たのか、お金は増えたのか減ったのかなどを記録していくべきです。
「Excel」や「Google スプレッドシート」に記録していくといいでしょう。
② 自分が本当に求めている(欲しい)ものを明確にする
自分が心の底から求めているものが曖昧だと本気になれないものです。もし、明確になっていない場合は、時間を作ってでも明確にしたほうがいい。明確にならないとしても何かに決めましょう。
本気の度合が違ってきます。
③ 1日の総労働時間を減らして制限する
1日の総労働時間を減らして制限するとは、例えば、1日物販に使える時間が3時間の場合、その3時間を半分の1.5時間に出来ないか工夫するということです。時間を減らして同じ成果を出すことは難しいことですが、これをやることで工夫が生まれます。いきなり時間を半分にすることは難しいかもしれませんが、出来る範囲で少しづつ時間を減らす工夫ができるといいですね。
④ 制限した時間の中で労働する
時間をどれだけ制限するのかはあなた次第ですが、労働時間を減らして作業時間をつくり、さらに空いた時間でクリエイティブなことをするという循環をつくっていくことで自分の時間を取り戻すことができるようになるでしょう。
大変だとは思いますが、頑張りましょう。応援しています。
ちきりん著『 自分の時間を取り戻そう 』の次に読んでほしい本
ちきりんさんの凝縮された言葉が読める一冊、何度も読み返したくなります。
『 自分の時間を取り戻そう 』を読んで印象的だった事
高生産性の考え方が自分にとってどのようにあてはまるのか考えるきっかけになり、自分の目標に対してスピード感をもって進んでいけるようになりました。
私にとっては、ちきりんさんのこの文章が印象的でした。
「途中で止める」コトに伴う意味のない罪悪感にとらわれず、「学びの生産性が低くなってきたな」と思ったら、「これは自分にとって、希少資源である時間を投資すべき分野だろうか?」と考えましょう。「頑張り続ける」のではなく、「ここは自分が頑張るべき分野なのか?」と厳選すること。それが重要なのです。
全てにおいて言える事ですが、どこまで学んでも、どこまで仕事をしても終わりというものはありません。それを追求することが自分の生産性を高める事に本当に繋がっているのか、途中で止める罪悪感があることで義務感から続けているのではないか、常に考えることが習慣になりそうです。